脳トレ

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今年から実行している事のひとつに脳トレがあります。いかに本を早く読み内容を把握するか...というトレーニングです。これをマスターすれば暗譜も楽勝!

元旦から6時に起床し朝陽を浴びながらウォーキング。(実行出来ない日もままありますが)その後フィンガートレーニングに1時間程取り組みます。写真中央の下に写っているのが無音鍵盤、指のトレーニングの為に使う音の出ない鍵盤です。これで指のトレーニングをしてからピアノに向かうと着実に指がほぐれます。とても地道な行為ですがこういった基礎的なトレーニングがとても大切です。ピアニストは弾く事はもとよりいかに柔軟に指も肉体もほぐれいているかが問われます。緊張した肉体や硬い指ではピアノの音も硬い音になってしまいます。竹のような、波のような、しなやかな肉体が私の目指すところです。

仕事をしていると自分の練習時間が制限されてしまいがちですが、少しの時間をみつけてはトレーニングにいそしみます。昨年末からショパンのエチュードも引っ張りだしました。ショパンのエチュードはフィンガートレーニングも兼ねてこれからも時間を掛けてやって行く曲です。ショパンの指が流麗に動いているのを想像しながらショパンに成り切って弾いています。それと平行してハンガリア狂詩曲第2番の暗譜も手掛けている所です。あの辻井君が弾いた曲です。この曲は大学時代に暗譜で弾いた事がありますが、あれから何十年という歳月が経ってしまいましたのでもう一度おさらいです。

24歳の時小田原市民会館大ホールでリサイタルをしました。(写真右は懐かしい当時のプログラム)人生を振り返った時にあれ程練習に時間費やせたのはやはり、あのリサイタルの時でした。若さもありエネルギーがみなぎっていましたから朝から晩迄寝食を忘れ、思う存分練習が出来た時代です。あの時はプレッシャーも全く感じず早く本番で弾きたくて弾きたくて仕方ないと言った感じでした。当時勤めていた大学の学生達や友人他皆様のお陰で大ホールの2階席迄満席になり私自身練習は勿論本番での演奏も最初から最後迄本当に楽しくわくわくした気持ちで臨む事が出来たのを今でも昨日の事のように覚えています。人生65年もやっていますからあの頃の若さで弾く演奏とは又違った深みのある渋い演奏が出来たらと思いこれからも初心を忘れず練習やその為の努力を重ねて行こうと思う今日この頃です。