故人を偲んで
9 月30日水曜日 生活
義姉が3年前の10月5日天国へ旅立ちました。妻とは2歳違い46歳という若さでした。病名はくも膜下出血。突然の出来事で搬送先の病院の集中治療室のベッドの上で意識不明のままの彼女は自分の死を受け入れる為に闘っていたのではないかと思います。前の年に成人式を迎えた大学生の娘と大学1年になったばかりの息子、それに溺愛していた2匹の愛犬を残して「今、私が逝くわけにはいかない!」と訴えているようなそんな7日間でした。
倒れてから義姉の意識が戻る事はありませんでした。しかし、彼女の父親が駆けつけた時、意識不明の彼女がひとすじの涙をこぼしたのです。そして、その後ほっとしたような表情に変わっていったのです。父親を尊敬していた義姉ですからお父さんが来てくれて安心して肩の力が抜けたのかもしれません。これには側にいた家族は本当に驚きました。意識はなくても魂は繋がっているということなのでしょうか?
とても家族想いの義姉でしたから命日には皆で温泉に行こうという事になり、娘の成人式のお祝いに義姉と娘と母親と3人で、亡くなる前に最後に泊まった熱海のホテルに一泊して故人を偲びました。海が目の前に広がるホテルの部屋から美しい朝陽の写真を何枚も撮っていたそうです。「貫一お宮」の前でその時3人で撮った記念写真があります。今ここに彼女の姿はありませんが、いつも一緒にいる様な気がすると妻は話しています。同じ年の12月私の父も天国に旅立ちました。95歳という大往生でしたから、おめでとう!という気持ちで見送る事が出来ました。今は天国から私の生き様を見ていることでしょう!