レッスンノート
昨日は沢山休んだので今日はすっかり体調が元に戻った感じです。やはり睡眠は大切です。さて、今日は午前中からレッスンでした。7月には武蔵野音楽大学同窓会会員門下生の合同発表会があり8月には私の門下生の勉強会があります。お弟子さん達は皆さん真面目な方ばかりですが、やはり発表会や本番を控えると益々真面目に一生懸命になります。現在私の弟子は最年少4歳〜30年以上も見ているベテランの方迄幅広い年齢層ですが今回の合同発表会にはこの最年少4歳の真綾ちゃんも参加する事になりました。私が見るようになってまだやっと一年なのですが、とてものみ込みの早い子なのできっと上手に弾いてくれると思います。私が小さい子を見る時は楽譜を勉強する前に、まず色々な音を聴かせて聴く事の感性を磨く事からはじめます。子供は普段、音を漠然と聴いていますのでまずそこから入っていかないと後でピアノを弾いた時にデリケートな音が出せないのです。音符はもう少し後でいくらでも覚えられますが感性を磨くという事は少しでも早いうちからやっておいたほうが良いというのが私の考えです。第一その方が子供にとっても楽しいので夢中になってこちらに飛び込んで来てくれます。楽しいから興味がわく、そして無条件に吸収するという相乗効果です。ピアノは誰が叩いても勝手に音が出てしまう楽器なだけに美しい音を出すという事が何よりも重要なのです。子供にそれを説明してわかって貰うことは無理ですから、遊びながら色々な楽器や自然の素材を使って音の聞き分けをしているといつの間にかその子の中に音に対する意識が芽生えてくるのです。小さいうちは感受性も強いので尚更です。真綾ちゃんも色々なものに興味を持つ年頃なので私と一緒に夢中になって音遊びをしています。勿論7月の発表会に向けて連弾「きらきら星」と歌「ドロップスの歌」の練習もしています。この時もメロディの事やタッチについても細かく見ています。癖がつくとあとで直すのに本人が苦労しますから今から丁寧に細かく指導します。そうする事で4歳の小さな手でも少しでも弾きやすくなるので本人も納得してくれます。鍵盤のしくみについても脱進(レットオフ)と言って鍵盤の深さ10ミリのうち7ミリに抵抗感があって3ミリで抜ける様に出来ていますが、(つまり野球のピッチャーでいうとボールを持って投げる瞬間迄が7ミリで投げて手首から力が抜けたところが3ミリ)この事もレッスンの中でゲーム感覚で指導しています。子供といえどこういう細かい事を理解していると、ただ叩いて音を出しているというような弾き方にはならないのです。